1900年代初頭から営業していた洋品店で使われていた物を買い付けました。 鋭利に作られたフックにビクトリアンの装飾が施されたラックです。 真鍮にメッキで加工されたラックで土台もぼってりとした肉厚の仕様で独特な形をしています。 このようなラック一つでも当時は装飾が施されていますので、 いかに当時は手の込んでいた物を作っていたのかを垣間見ることができます。 フックの土台は大型の角ボルトで固定をして、土台に切れ込まれた部分にフック部を固定させます。 土台に付く固定用の可動部分に当時の会社名は打刻されています。 KASON HARD WEAR CORPと言うニューヨークのブルックリンにあった会社で作られた物で今は現存いたしません。 随所に当時の手法が使われていますのでラックとしてお使いになられましても重厚な空間を演出することが出来ます。 フック自体も大型ですので店舗でのご使用にもお勧めいたします。 コンデションはメッキ部分に劣化が見られる所もございますが、 年代から考察してもいいコンデションを保っています。