LATE 1800S THE BUCKS STOVE AND RANGE CO, COAL BUCKET
1800年代後期頃と推測される8ガロン入る石炭入れのご紹介です。
表面に刻印されたステンシルを読み解くとTHE BUCKS STOVE RANGE
COと言うミズーリ州セントルイスのストーブカンパニーが制作していたものだと思われる石炭(COAL)入れだと思われます。
当時のストーブや調理器具の燃料として使われていた石炭を入れて家庭で使われていたものだと思います。
厚みのあるブリキをリベットを打ち込み成型したバケツのような物になります。
8ガロンも石炭を入れるとかなり重くなると想定されているのでサイドに付くハンドルもより強固なものが使われています。
ハンドル自体は鋳造されたパーツが使われておりこれも当時のプリミティブらしいパーツです。
無骨な佇まいですのでお花を入れたりお店の什器としても当時の存在感を楽しんでいただけます。
当時のストーブの装飾も高級品だった為素晴らしいですが、このような武骨な物にもやはり味わいや存在感があるのはその当時この様な物を一点、一点MAN
MADEで制作していた時代背景もあるからだと思います。
このような鉄製のプリミティブな物は本国においても当然コレクタブルなものですので評価が高く
売り物になるケースも少なくなりました。
ご使用も一生物という観点で使って頂ける、建国され間も無い頃のアーリーアメリカンの鉄製品になります。