AMTIQUE SINGAR COMPANY PROF OF WOOD FLAME
1900年代初期のSINGER社の工場を当時会社に飾られていたオリジナルの物です。
圧倒的な存在感を放つ額装された工場が当時手書きで精巧に描かれています。
SINGER社は元来イギリスの会社で早々にアメリカに入植した大企業で、
もはやミシンの代名詞的な名前の存在の会社ですが
歴史は古く1865年にはアメリカで今の名前で創業を初め第二次世界大戦では
アメリカ政府に拳銃の製造も委託されるほどの兵器からミシンまで製造する多角企業で
後にミシン事業他社に譲渡しますがアメリカ建国当時にはすでに名前は違いますが存在した会社です。
今回ご紹介する額当時の工場風景を余すことなく写実的に描かれた当時のオリジナルの物で
インディアナ州の同社工場が描かれています。
まだアメリカにモータリゼーションが到来しない1800年代後半から
1900年代初期の馬車がストリート闊歩する細部まで描かれています。
本体下部には当時の工場の規模を現す詳細が描かれ
遠くの線路に機関車が走る風景の細部も当時の街を絵の中から伺う事ができます。
当時このような工場風景などを各会社が頻繁に取り入れた宣伝方法が良く存在しており、
当時の書物などにもこのような会社の外観をよく目にする事ができ、
有名な当時の通販会社SEARSの1900年代初頭のカタログの裏表紙などにも使われています。
画家などに描いてもらいそれを工場や会社に飾って会社の威厳を示していた物と想像できます。
この額自体は当時のこのインディアナの工場で行われたオークションで購入した老夫婦から譲り受けた物になります。
全体を見渡しても素晴らしい佇まいの物で長年アメリカンアンティークに携わっていますが
このような物は購入したことが無く正に唯一無二の存在と言えます。
サイズも大型ですのでどのような空間にご使用されても素晴らしい演出が出来、
アメリカの1900年代初頭の重厚な存在感を味わって頂けます。
コンデションは絵中央部に擦れた跡がございます。画像にてご確認下さい。